クライアントサーバシステムを知ろう
クライアントサーバシステムとは簡単に言ってしまえばシステムの世界におけるウーバーイーツです。
もう少し詳しく説明すると、システム内のコンピュータ(パソコンやサーバ等の脳みそ部分)を商品(サービス)を注文するお客さん側と注文された商品(サービス)を届けるお店側に分ける発想を取り入れたシステムのことです。
とあるコンピュータが商品を注文すると、その商品を担当する別のコンピュータが注文先まで商品を届けるような仕組みです。
クライアントサーバシステムは分散処理システムの1つです。
クライアントとは
クライアントサーバシステムにおいて、クライアントとは商品を注文するお客さん側のことを指します。
注意しておく必要があるのが、クライアント・サーバという区別はあくまで1回の注文-配達の中での関係性を示すので、1つのコンピュータがある時は注文する側(クライアント)、また、ある時は配達する側(サーバ)になる可能性があるということです。
サーバとは
クライアントサーバシステムにおいて、サーバとは注文された商品を届けるお店側のことを指します。
お店と同じように、サーバもいろいろな専門店があります。ファイル管理を担当するファイルサーバ、ホームぺージのようなWeb上のデータを担当するWebサーバ等、システムには様々なサーバが用意されています。
また、牛丼屋さんのメニューにカレーもあるように、1つのコンピュータが複数の担当を持つこともあります。