現実逃避ばかりの毎日をやめたくて、私が取り組んだ「4つ」の意識改革

 

現実逃避ばかりの毎日をやめたくて、私が意識したことは以下の「4つ」です。

  1. 現状を受け止める
  2. あなたの理想の人が実践する方法を徹底的に実践する
  3. 1ミリでも進む
  4. 挫折してもやめない

私がハマった現実逃避

今の自分はお金があるわけでもなく、ルックスが良いわけでもないです。
ここだけは負けないというようなスキルがあるわけでもありません。

やりたいこと、やらなければならないことは山ほどあります。

お金を稼ぐための手段を考え、定期的に運動してルックスの改善に努め、読書や勉強を継続して知識・スキルを身に着けていく必要があるとわかっています。

やることはわかっていても、進めないのです。

1日を有効に利用しようとしても、アニメを40話くらい一気見して1日が終わり、食事制限をしようとしても、定期的に欲に負けてドカ食いしてしまいます。今でもときどき、そういう日があります。

やろうと思えば思うほど、手を付けることが出来ません。

欲に負けて現実逃避してしまうときに、私が決まって行う癖があります。

「言い訳」です。

今日は休む日だ、チートデイだ、明日も予定がないから明日やろう、来週できるから来週やろう、、無限に言い訳を考えては行動しませんでした。

スポーツアニメで努力してる姿を見て自分も努力した気になるなんてこともあります。

努力することが出来ないように友達との予定を入れて、今日は仕方ないと納得させることもありました。

頭では理想に近づく為にやるべきことをわかっていても、なぜか現実逃避を繰り返してしまうのです。

こうした日々を過ごした結果、(当然ですが)何も現状は変わりませんでした。

現実逃避から抜け出そうと取り組んだこと

現実逃避をしてしまうことが多かったですが、時間はたくさんあったので、もしこの現実逃避している時間を理想に近づく為に費やすことが出来たら、自分は大きく変わるのではないか、という予感はありました。

そこで現実逃避をやめるために、色々試行錯誤しました。

まずは、目標を決めてみました。目標は現実的に達成可能な範囲を意識して立てました。

例えば、読書の目標として、もともと読書の習慣がなかったので、活字の本を1ヵ月で1冊読破することに設定しました。

読書だけでなく、やりたいことを中心に3つほど目標を立てました。

この目標立ては現実的な目標を置いたこともあって、ある程度効果がありました。
しかし、目標を結局、目標をある程度達成したあたりで満足してしまい、やり切ることが出来ませんでした。

日々の生活の記録を取ってみました。これはかなり細かく分けて記録を取りました。

睡眠時間、読書ページ数、筋トレ部位、勉強時間、等々かなり多岐にわたる記録を毎日取るようにしました。

これは取ろうとした記録内容が細かすぎたせいか、2週間程度で断念してしまいました。。

新しい枠の取り組みとして、ブログやボルダリングにも挑戦してみました。
(この2つは今でも挑戦中です。)

ブログは一度、断念してやめてしまった時期がありました。ボルダリングもそうですが、思うように成果が出なかったからです。

目標立てもそうですが、現実逃避してやるべきことをやめてしまう一番の原因は、

「すぐに思うように成果が出ないから」でした。

人間誰しも成果が出ないことを続けられるほど強くはありません。
他人から強制されていなければ尚更です。

同時に困難なことは、大きな成果はすぐには出ないということです。

世間で散々言われていることなので、頭ではわかっています。

頭でわかっていても、成果が出ない現状と今後成果が出ないかもしれないという不安に耐えて、
努力し続けることは口で言うほど簡単なことではありません。

たどり着いた結論

1. 現状を受け止める

私は今の現状に満足しておらず、日々変えたいと思っていることが山ほどあります。

例えば、ブログの収益は最近やっと広告を2,3日前から貼り始めたばかりですが、収益は現時点でたったの20円程度です。

本当は、SNSで発信している人たちみたいに、月に何十万と稼ぎたいです。

筋トレにしてみても、ベンチプレスがやっと60kg上がるところまで来たくらいです。
腹筋は割れていないし、腕も本当に細いです。

本当は、マッスルバーの店員くらいに筋肉をつけたいです。

私もあなたも残念ながら、漫画やアニメのキャラとは違います。
元から理想的なステータスでもなければ、特別な修行をして30分で急成長したりもしません。

今はまだ理想には程遠いことを改めて理解し、すぐに大きな成果が出ないことを受け止める強さが必要です。

「自分は天才だ」、「やればできるはず」、「特殊なセンスや才能があるはず」と、現実から目をそらすと何もやることが出来なくなります。

何かをやると、結果が現実を突き付けてくるからです。現実は残酷です。

自分から現実を受け止め、「行動」しなければ何も変わりません。

2. あなたの理想の人が実践する方法を徹底的に実践する

小さなプライドを捨てろ、というセリフもよく世間で耳にします。

私は以前、このセリフに触れたときに、自分はもともとプライドを持っていないから関係のない話だと感じました。

フタを開けてみれば、プライドの塊でした。

他人の成功経験を自分の為に何一つ取り入れなかったのです。

例えば、有名なスポーツ選手が○○トレーニングを○○回、毎日やっていたと聞いてもそれを実践せず、本の中でWORKコーナーがあっても、どこかアホらしく感じてしまい、自分では実践しませんでした。

二番煎じ感があって、受け付けなかったのでしょう。

まだ何も成し得ていない自分の取り組みより、成功者が経験・知識を振り絞って作り上げた効果的なトレーニング、WORKのほうが効果的な可能性が高いことは明らかです。

なりふり構わず、徹底的に取り入れる姿勢が必要でした。

3. 1ミリでも進む

(私自身も含めて)現実逃避してしまう程、現実で成果が作れていない場合は、地道に進む以外に道はありません。

残念ながら何も努力せずに成功を手にできるほどの才能やセンスを持ち合わせてはいなかったということですから。

地道に進もうとしても、進めない日が必ず出てきます。
メンタル的に、時間的に、身体的に、様々な理由で理想の為に進めない日が出てきます。

それでも進みましょう。

ここで進まなくなったら、現実逃避する毎日に逆戻りです。

1ミリでいいです。理想に近づくための行動を取りましょう。

重要な点は、進めていないと感じた時点以降で、前に進む行動を取るようにすることです。

進めていないと感じたとき、それまでの1日を振り返ってあの行動が理想に近づく行動だったと当てはめることはやめましょう。それは「言い訳」にあたります。

明確な意思を持って、理想に近づく1ミリを進みましょう。

4.挫折してもやめない

何かを始めてから右肩上がりが続くことはほとんどありません。

どこかで止まります。思うような成果が出ない時期が必ず訪れます。

例えば、私はボルダリングを始めて、(ボルダリングには難易度別に「級」が設定されているのですが)7級は余裕をもってクリアできました。6級はクリアできるものがたまにあるくらいでした。

5級に至っては自分は絶対にクリアできるようにはならないと感じていました。実際、当時の自分にとっては手も足も出ないような壁でした。

身体能力が急に伸びることも、身長や手足の長さが急に長くなることもないから、何度挑戦しても結果は同じだと思っていました。いつもの自分であれば、ここで諦めて辞めてしまっていました。

しかし、この時は、人生で一度、「何度挑戦しても結果は同じ」という考えをとことん検証してやろうと思いました。

何度も何度も挑戦しまくってそれでも始めたときから何も進歩がなかったら、今後、他のことでも後悔なく、「やっても無駄だ」と言い切れると思ったのです。

そして、ダメもとで何度も何度も挑戦した結果、ほとんどクリアできなかった6級がほとんどクリアでき、絶望的に感じていた5級も6割近く登れるようになってきました。

身体能力が改善するわけもない成長の止まった大人が「ただやり続けただけ」で、です。

もちろん「ただやり続けた」といっても、どうしたらクリアできるかを考えながら試行錯誤して挑戦はしていました。

この経験は、「結果が変わること」を私に教えてくれる経験でした。

一度出た現状の結果に一喜一憂しすぎず、「結果が変わること」を信じて取り組み続けましょう。

生涯、挑戦し続けて結果が変わらなかったら、やり切ったと胸を張ればいいのです。
私も同じです。今挑戦していることで、思い通りの結果が出てるものはほとんどありません。

やり続けます。一緒にやり続けましょう。

まとめ

この記事では現実逃避から抜け出すための意識改革の一例をご紹介しました。

  1. 現状を受け止める
  2. あなたの理想の人が実践する方法を徹底的に実践する
  3. 1ミリでも進む
  4. 挫折してもやめない

天台宗ハワイ別院、故 荒了寛住職の言葉で、有名な言葉があります。

「思い通りにはならないが、やった通りにはなる」

今日から、小さなことから始めていきましょう。

タイトルとURLをコピーしました