今付き合っている相手とこのまま付き合い続けるべきか、別れるべきかを迷っていませんか?
付き合っている相手に不満がある人が別れるべきか、付き合い続けるべきかを決める判断基準を紹介します。
この記事を読むと、今の彼氏・彼女と付き合いを続けるべきかどうかが分かります。
筆者が受けた相談例
私は友達の相談を受ける機会が多く、特に20代後半に差し掛かってくると、今の彼氏・彼女と付き合い続けるべきか?という悩みはよく聞きます。
例えば、
4年間付き合っている相手がいるけれど、最近は連絡も少なく、会う頻度も少なくなった。
相手からの連絡自体ほとんどなく、彼女がアクションを取っても、相手は一向に改善や寄り添う姿勢が感じられない。
別れについて切り出すと、別れたくないと言ったり曖昧な返事で濁したりするが、話し合いが終われば途端にいつもの調子に戻ってしまう。
彼に依存することは危険だと感じ、新たな出会いを探すものの、彼以上の人はなかなか見つからない。
長く付き合っている情もあるので、関係をハッキリ断ち切ることも難しい。
実際、こんな相談は後を立ちません。特に女性はこの手の問題を抱えることが多いです。
他にも、次のような相談を受けたことがあります。
2年間付き合っていて、関係は良好だけど、相手の男性が非正規雇用で、結婚を考えると不安を感じる。
相手に就職活動は勧めているが、真剣に取り組む気配がない。
仕事面での心配を除けば、関係は良好であるため別れるきっかけがない。
この記事を読んでいるあなたも、様々な理由で彼氏・彼女との関係性に不安を感じているかもしれません。
関係に不安を感じる理由
彼氏・彼女との関係性に不安を感じる理由は本当に様々ですが、今回はいくつかのパターンに分けて紹介していきます。
1.結婚したいタイミングの違い
付き合っている中で結婚を意識するタイミングは必ずあります。特に、20代後半〜30代前半に結婚したいと考える人は多いです。
多くの場合、女性の方が早く結婚したいと考え、男性は結婚を先延ばししたいと考える傾向にあります。(当然、男性が早く結婚したいと考える場合もありますが。)
女性が結婚を焦る理由は、妊娠・出産が控えていることやモテる年齢が若い時期であることがあります。
女性は結婚を先延ばしにして年齢を重ねた末に、相手の男性と別れてしまった場合を強く警戒しているので、結婚を先延ばしすることに不安を感じます。
一方、男性は30代を超えるとさらに魅力が高まることや、20代の間は仕事に打ち込みたい等、早く結婚をすることに対してあまりメリットを感じていないケースが多いです。
むしろ、結婚することで生活に制限がかかると考える傾向が高いです。
こうした男女の結婚したいタイミングの違いから不安や不満が生まれます。
2.浮気の心配
当然ですが、浮気を疑われるような状態であれば、関係性は悪くなります。
「浮気を疑う」状態が最も関係性を悪化させます。
極端なことをいえば、浮気をしていても、疑われるような行動が一切なく、疑心を生まなければ関係性は悪化しません。
一方で、浮気をしていなかったとしても、相手が浮気を疑えば関係性は悪化します。
理不尽に感じるかもしれませんが、真実として浮気をしているかどうか、ということに加えて、浮気を疑う行動が多いかどうかもポイントになります。
3.経済的不安
結婚のタイミングや浮気の心配がなくても、彼氏が正社員じゃなくアルバイトであることなどを理由に不安を感じる場合もあります。
特に女性にとって、この先の生活が安定したものになるのか、子どもを養っていくことはできるのかということは重要な判断基準になります。
結婚したとしても、経済的な理由で喧嘩が増え、結局離婚に至ることもあるかもしれません。
また、彼氏が定職についていたとしても、金銭感覚が大きく違えば、やはり経済的不安を感じるでしょう。
金銭感覚の違いは、基本的にどちらかの金遣いの荒さからもたらされます。
4.優先順位
必ずしも彼氏・彼女を第一に考えるべきというわけではありませんが、仕事やゲーム、友達の優先順位があまりに高く、彼氏・彼女がないがしろにされてしまう場合には不安や不満を感じることがあります。
彼氏・彼女との関係性と他の楽しみとのバランスが上手く取れない相手では、あなたの不満が募るのも無理ありません。
また、逆に彼氏・彼女に他の楽しみを妨害されてしまう場合も不満を募らせることにつながってしまいます。
続けるべきか別れるべきか
彼氏・彼女との関係性に不安を感じたとしても、すぐに別れる決断をすることは難しいでしょう。
不安はあくまで将来的なものであり、現時点では大好きな相手でそれ以上の候補はいないからです。
未来を予想しろと言われているようなもので、それは不可能なことです。
では、どのようにして判断すればいいのでしょうか。
あくまで参考までですが、恋愛相談を多く聞いてきた立場からいくつかの判断ポイントをご紹介します。
1.不安な時間の長さ
素敵な彼氏・彼女に対しても、多少の不安や不満を感じることはあるかもしれません。
長く時間を共にしていれば、相手の様々な面が見えますし、その間に様々な環境の変化があります。
いくつかの条件が重なることで不安を感じるような場面が訪れることもあるでしょう。
一度不安を感じたら別れましょう、というのは横暴な考えと言わざるを得ません。
もしあなたがパートナーと付き合う中で、「会っていない時間」も含めて、不安を感じる時間の方が楽しい時間よりも長いのであれば、付き合い方を考え直した方がいいかもしれません。
2.周囲の意見
恋愛相手に対しては冷静な判断力を失うことがよくあります。
周りが絶対にやめた方がいいと止めても、付き合いを続け、最終的に良くない結果に終わってしまうことは少なくありません。
周りの人はあなたと彼氏・彼女の関係を客観的に見ているので冷静な判断をできます。迷った時に、周りの意見に耳を傾けてみるのは有効な手段の一つと言えるでしょう。
注意しなければいけない点は、耳を傾けるべき意見とそうではない意見があることです。
周りの人の意見が分かれている場合は、判断を下すのは難しいです。周りの人が満場一致でやめた方がいいと言う場合には耳を傾けてみてもいいかもしれません。
3.一時的かどうか
不安に感じる原因が一時的かどうかについて考えるのも有効な手段です。
例えば、転職をしたばかりで仕事に馴染めておらず、一時的に仕事の優先順位が非常に高くなる場合があります。
他にも、今年は仕事で昇進がかかった重要な一年だから結婚は翌年が良いと考えている場合もあるでしょう。
期限や原因が明確であり、遠くないうちに解決する目処が立っている場合はじっと我慢してみるのもよいでしょう。
一方、期限や原因が明確でなく、なんとなく優先度が低い、結婚したいタイミングに差がありすぎる等、解決までに時間がかかる場合は関係をリセットする方がいいかもしれません。
4.改善可能性
「一時的かどうか」も含まれますが、不安や不満について改善する可能性がどの程度あるかを考えてみましょう。
不安や不満は解消されなければ、長期間にわたり精神的な安定を阻害します。
あなたが感じている不安について、相手に伝え、一緒に乗り越える道を模索することで改善の兆しが見えるのであれば付き合い続けてみることをおすすめします。
あなたが不安を相手に何度伝えても、一向に不安が解消されない場合は、将来においても改善する可能性は低いです。
他人を変えることは簡単なことではありません。不安に耐えられなくなる前に、関係性を見直してみましょう。
5.許せるかどうか
他人と付き合う以上、不安は多かれ少なかれあることが普通です。(もちろん全く不安がないという幸運な人もいますが。)
その不安や不満が生涯続いたとしても許せるかどうかを考えてみましょう。
例えば、(極端な話ですが)彼氏・彼女が浮気をすることがあるが、それを許せる、それでも一緒にいたいと思う、のであれば、付き合い続けるのが良いでしょう。(多くの人はそうではないかもしれませんが。)
上記は極端な例ではありますが、不安や不満が許せる範囲であるかどうかを考えてみることはあなたに新たな視点を与えてくれる場合があります。
改善が期待できない場合、不安が消えることはありません。あとはそれを許容できるかどうかが問題になります。
判断は慎重に
この記事では、付き合いに不安を感じている20代後半の人に対して、関係性を続けるべきか見直すべきかの判断基準をいくつかご紹介しました。
この記事で紹介した判断基準は参考にはできますが、あくまで決めるのはあなたです。
20代後半は生涯共にする彼氏・彼女を選ぶ為の重要な期間です。
どんな選択を選ぶにせよ、十分に考え、悔いの少ない選択をするようにしましょう。